茶道具『長崎県無形文化財 横石臥牛作 茶碗 最高 共箱「豊瑞軒十三世臥牛作」』現川焼 茶事 七事式 茶道教室 表千家 裏千家 武者小路千家十職

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サイズは、径13,3×高さ7×高台径5,4cmです。経年の小傷は多少あるかと思われますが、ホツやニュウはございません。美品です。 箱書き「祝 九通御伝受 椎葉松典」「豊瑞軒十三世臥牛作」とあります。茶碗には在銘『牛』があります。通常よく目にする釉薬の作品ではなく、珍品の作品です。お茶の先生から「九通御伝受」(鎮信流最高の教授免許)(平戸松浦藩鎮信流)のお祝いにいただいたもののようです。大変いいものだと思われます。一連のお茶道具はお茶の先生宅よりお譲りいただいたものです。 横石臥牛 慶長七年(1602年)、臥牛窯の始祖は松浦藩内の大村藩と鍋島藩の藩境にある木原皿山に窯を開きました。
地元で採れる赤土を使い、古来より伝わる刷毛目文様を施した「陶器」。
この頃大陸から伝わった技術で泉山に発見された磁石を使って作る「磁器」。
この相対する両極の技術を有する類稀なる窯元が臥牛窯です。 窯元を訪れた松浦藩の初代藩主である松浦鎮信候により“臥した牛に見える窯の形状”から「臥牛窯」と命名され420年もの間、代々伝承を重ね伝統の技を受け継いで来きました 臥牛窯の開窯から約一世紀後、元禄四年(1691年)に諫早藩(現在の長崎市)に彗星のように現れ、その類い稀な表現力と存在感で世の中をあっと言わせた「現川焼」。
しかし多くの謎を残しつつ半世紀ほどで輝きの軌跡を残して、この世から忽然と消失してしまいます。 残された一握りの品は幻の銘陶となり後世への伝説となりました。
その幻となった秘法を求めて二百年以上もの間、人々は幾多の挑戦を重ねてきましたが、誰の夢も叶わず、それは決して再現できませんでした。
この秘法の謎を解き明かし現代に蘇らせたのが12代 横石臥牛(先先代)であり、再現を完全なものに仕上げたのが13代 横石臥牛兄弟(先代)です。  

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